せっかくの休みだったのに…。
仕方がない、僕が代わりに行くか…
店長としてお店に立っている以上従業員から慕われ、尊敬されることは多々あるでしょう。
しかし、突然の欠勤。
それは店長であってもどうにもなりません。
店長だからって、すぐに誰かが手配できるなんてことはないでしょ。
人が少ない日に、店長に言われたからとみんなも出てくれないじゃん……
従業員に頭が上がらない
店長の本音はこんな感じでしょう。
わがままを聞かなければいけない時もあるのは重々わかっており、いま我がままを聞かなければ、次のシフト作成で協力してくれないかも知れない。
しぶしぶ、店長がシフトインし、本来の業務を後回しにしてしまう。
そんな店長であれば、今すぐアルバイトに戻ったほうがいい。
シフト対応をしてくれる従業員に頭が上がらない。
昨今、人で不足と言われている中、シフト対応してくれる従業員に頭が上がらない店長は多いのではないでしょうか。
年末年始、お盆、GWに出てくれ、繁忙期にシフトを埋めてくれる従業員。
そんな従業員のわがままであればしっかり聞いてあげる必要があると思っていませんか?
最初からいないのと、欠勤は同じこと
仮に、信頼がおける従業員で欠勤を対応してあげる必要があると感じたならいいでしょう。
ただ、あなたはここ数年でどうしても休む必要があり、仕事を休んだことは何回ありますか?
私自身は、
- 祖母が亡くなったとき
- インフルエンザで立てなかった時
ここ5年で一方的に休んだのは二件だけです。
風邪をひいたときに、周りの従業員が「店長やすみなよ、あとはやっておくから」と言ってくれたのはノーカウントでw
そんなことが、あなたのお店では頻発していませんか?
どうしても休まなければいけない理由が、年に何回もあり、それが筋が通っているのであれば、それは、休まなければいけない理由ではなく仕事が続けられない理由です。
店長が困ってすむのであれば、それは私は構わないと思います。
しかし、店長を助けてくれる周りの従業員もいます。
信じるのか、信じないのか。
嘘を言っているのかどうかは別として、頻発するのであれば、それは働けない理由でしょう。
主力従業員を解雇した話
週に5日間。一日8時間働いてくれてた責任者ポストの従業員がおりました。
周りからの信頼はなく、いつも仕事をさぼっていると陰口をたたかれていました。
そんななか、あるとき2か月で4日間。出勤直前に欠勤の連絡をしてきたのです。
理由は体調不良でした。
連続した欠勤ならまだ理解できます。
しかし、一日休んでは数日働き、また休む。
しかも、以前より「後輩従業員に仕事を押し付け自分は何もしない」と周りから言われている人物です。
嘘を見つけるのが仕事ではありません。
客観的にどうするべきかを判断するのが店長の仕事です。
私の決断
穏便にお別れを申し上げることとしました。
穏便というのは、労務管理の観点です。
解雇は即日伝えることはできません。
解雇には解雇予告が必要です。
差し迫った解雇であれば、「解雇予告手当」が必要です。
また、理由が不合理であれば、解雇無効となります。
あくまでも我々が解雇したくても、はっきりと相談し、どうしてほしいかを伝え、改善もしくは円満退社・自主退社とするのがよいと思われます。
私が解雇した理由
正確には自主退社を促した理由です。
こんな話をしました。
仕事にこれないほどの体調不良って?
パワハラ発言ではありません。
朝起きて、今日は仕事にいけないと自身で判断するような体調不良が2か月間続いていたら、それは長期でお休みさせてあげるべきです。
労働安全の観点からも、いつ体調がすぐれなくなるかわかからないという状態であることを把握しているのにもか変わらず、使用し続けたら、店長の管理監督責任を問われます。
純粋に体調の状況を聞いたうえで復帰のタイミングを計ってあげるべきです。
退職の流れへ
その後しばらく連絡はありませんでしたが、生活保護の申請をするのに必要だと退職書類の請求がありました。
我々は体調の改善を願っていると伝え、いつでも戻って欲しいと伝えました。
当然、その間。主力従業員がいないことで、私のシフト時間は大幅に増え、周りも尽力してくれました。
ただ、退職に導いた私を尊敬してくださり、一緒に切磋琢磨することが出来ました。
今まで新人さんの離職率が高かった曜日時間帯ではありましたが、これをきっかけに定着率が高まりました。
自身の首を絞める決断かもしれませんが、時に英断は周りを巻き込み信頼を勝ち取ります。