私、仕事をしながら最短、隙間勉強で調理師試験をクリアした実績があると自負しております。
そんな、私の調理師免許取得に必要なモノ、勉強方法を一挙に公開していこうと思います!
調理師免許の傾向と対策
試験内容
- 公衆衛生学
- 食品学
- 栄養学
- 食品衛生学
- 調理理論
- 食文化概論
全部で60問のうち60%以上の正解で合格となります。
ただ、いずれか、一科目でも平均点を著しく下回る科目があれば不合格となります。
なんとも曖昧な表現がありますが、つまり、全部の科目を網羅しなければいけない、ということがわかると思います。
調理師免許の勉強方法
私が買った本は2冊だけです。
この二冊だけで乗り切りました。
まずは、何も考えずにこの本を手に入れておくのがいいと思います。
どちらも安価ですし。
過去問をみることから始める
調理師免許試験の過去問はすべて公開されています。
調理師試験は、公益社団法人 調理技術技能センターがおこなっており試験問題と過去問を公開しています。
http://www.chouri-ggc.or.jp/09_mondai.html
まずは、この過去問をひたすら解いてみましょう。
わからなかったところを調理師読本で見返すということを繰り返しているうちにある程度、傾向に気づくと思います。
出題傾向
過去問からの出題6割
調理師読本からの出題が3割
それ以外の難題1割
傾向は以上のようになっていると思います。
例えば、
- ジャガイモ=ソラニン
- 4大公害病
- 調理師免許の申請先、変更、届出
こういった問題は毎回出題されています。
過去問を丸暗記する
これだけで4割~5割の点数は取れると思います。
人によって完璧に暗記できれば、6割も届くでしょう。
調理師試験において、6割というボーダーがあるなかで、落としてはいけない必須の問題になります。
覚えて置くべき内容!
- 出生率
- 合計特殊出生率
- 平均寿命・健康寿命
- 感染症
- 食事バランスガイド
- 高齢者保健
- 外食が担う役割
- 食品成分標準表
- アレルギー
- 脂肪酸
- 脂質
- たんぱく
- アミノ酸
- ビタミン
- 有機物
- 栄養素
- 食中毒
- 食品汚染
- 食品添加物
- 消毒・除菌
- 食品衛生管理責任者
- 調理方法(レンジ・スチーム)
- 味付け(調味料、食べ合わせ)
- 調理器具
- 調理設備・施設
- 献立
- 宗教上の禁忌
- 日本の食文化
- 伝統料理・郷土料理
- 世界の食文化
長くはなりましたが、各一項目ずつ読破することで合格は近くなります。
関連する参考書内容を抑える
やはり、関連する内容からの出題は多くあります。
前後を読んでおけば、記憶の片隅にあった知識が試験当日に役に立つと思います。
あくまでも幅広い知識を求める試験です。
食中毒の項目であれば、前後の対応方法を抑える必要がありますし、
栄養素の働きであれば、イメージだけでも構いませんからビタミンAがどのような働きをするかを知っていなければなりません。
参考書を開いたときに前後にある記述を十分に読んでおく必要があります。
そのほかの難問
試験は4択です。
難問のうち適当に答えても25%は当たります。
捨て問として、調理師として覚えておかなければならない問題を抑えましょう。
調理師読本とは
著者 公益社団法人 日本栄養士会
受験対策に購入しておいて損はない一冊です。