会社によってどこまでが店長業務でどこからはアルバイト従業員でも行っていい業務なのかは違うと思います。
店によっては、アルバイト従業員がまとまった金銭を触ってはいけなかったり、返金のレジ処理をしてはいけなかったり。
私の会社ではアルバイト従業員がシフト管理をするということはあり得ない、という環境でした。
しかし、これを私は、勇気を出しアルバイト従業員=部下に託してみました。
すべての責任は店長
そもそも責任ってなんでしたっけ?
よくテレビなどでは「責任をとって辞めます」などと言われておりますが…。
店長は店舗の責任者です。
責任というものが理解できていなければ、あなたは店舗の責任者だと名乗ることが出来ません。
なぜなら、店舗責任者とは何かがわかっていないのですから
良いことも悪いことも店長の功績
- 部下が頑張って売り上げを伸ばした
- 部下が気づいて効率を高めた
- 部下が失敗して無駄な経費がかかった
- 部下が苦情をもらい、対応に追われた
これは、すべてあなたの事です。
どういうことかというと、部下の手柄をすべて独り占めする権利があります。
そして同時に、部下の失敗はすべてあなたの失敗です。
当然、誰もが理解しているでしょう。
- 店長が頑張ったからではなく部下が頑張ったんだ
- 店長が失敗したのではなく部下が失敗したんだ
この両方をすべて自身の事として評価される=見られるというのが店長の役目です。
任せるということ
当然、今みたいな話を聞いたら、
自分でやったほうが早いし正確だ!
そう思うのは当然です。
だってそうなんですから。
しかし、それではいつまでたっても、店長の仕事のできる幅が広がりません。
日々追われている店長業務から解放されれば、店長はもっと頭を使い身体を使い利益追求が出来るのです。
シフトスケジュール作成を任せてみた
先述の通り、シフトを店長以外が作るなんて考えられないような会社で仕事をしていました。
店長はいつだって、来月のスケジュールの事で悩み、頭をひねっていました。
出来る大学生の襲来
ノリだけで周りを巻き込み、リーダーシップがとれている、大学生アルバイトがいました。
仕事にも興味を持ち、率先して仕事をしていた彼に、私は何を思ったのか、
今日からお前が店長だ!俺はSVに昇格だー!
なんてふざけてみて、仕事を任せてみました。
なんて、熱いキラキラした彼の目に私は仕事を任せてみることにしました。
彼は今でも忘れない。
高橋君です。
任されるという責任感
任せてみた高橋君は、自分の店になったと喜びと、店長に任されているという責任感でとにかく吸収が早かったです。
ちょこっと、コツだけ教えただけで、何倍も吸収し。気づけば高橋君なしでは私は仕事が出来ないほどのキーマンになりました。
店舗を運営するにあたり誰か一人に依存することはよくないということはわかっていつつも、私はできる限りの店長業務を教え込みました。
気づくのが遅かった
私は任せすぎました。
高橋君は仕事ができるし、ノリ一発で頑張っていました。
周りからの信頼もあり、私も信頼していました。
店長!こんなトラブルがあって、こうしといたんで、あとこんな感じでお願いしまーす^^
まさに上記のようなLINEが来ておりましたw
かるーいノリでw
ただ、高橋君は、日々さばいている仕事量に疲弊していたのに全然気づけていなかったのです。
ついに高橋君、心折れる
些細なことは任せており、私は常にその成果を評価するだけの立場になっておりました。
あるとき声をかけた時です。
いつも通りかるーいノリで言ったところ
珍しく、いつだってできない癖に、「任せろ」という高橋君が弱音?を吐いていました。
任せすぎた?
放任主義で抑えるところは抑えたい。
そんなスタンスで仕事をしていましたが、私はこの時、高橋君にのしかかる私からのプレッシャーに気づけていなかったんだと思います。
私は高橋君に信頼を置いていましたし、高橋君も私を信頼していてくれたと思います。
かっこいいとこを見せたくなれば、できると言い切りますし、
私も、高橋君との間で関係は崩さないので「あとやっといてーよろしく!」という放任主義は崩しません。
ただ、それが重圧になってしまった可能性は否定できません。
任せるタイミングは見定めろ
そんな高橋君は今私と同じように店長をやっています。
卒業後、志し、同じ会社で同じように働いています。
その時、重圧に耐えた高橋店長は一歩成長し私の後輩店長になっております。
ただ、もう少し気にかけてあげれば高橋店長の負担ももう少し軽く済んだんではないかと後悔しております。
店長業務を教え込んでから店長代行スタートですぐに店長になったことを考えると、あながちまちがってなかったとは思いますが……笑
店長がやるべきことをやれた期間
ただ、高橋君にすべてを落とし込み、後の責任は俺がとると豪語し、任せていた時は、私は本当に店長としてやるべきことに注力できた期間でありました。
そりゃそうですよね!
本来私がやるべきことを高橋君がやってくれていたのですから。
ただ、もっとも組織力はあった時代ですが、任せすぎたのは否めません。
任せる勇気とさじ加減は、店長の力量につながります。