数値管理

飲食店経営における経営指標

利益が上がらない…。

 

そんな悩みを抱えていませんか?

 

家での節約も同じです。

まずは収支=売上&経費=PL(損益計算書)を見てみましょう!

 

 

まずは経費を細分化する

どのような経費が掛かっているか、どういう風に支出が出ているのか精査する必要があります。

 

しかし、それが多いのか少ないのか?

何を変えれば何が変わるのか。

ピンときませんよね。

「利益が出ないからと言って売価を上げるわけにはいかない」

今回はレイバーコスト、人件費に限って適正化していきましょう。

 

 

飲食店における人件費管理の指標3選です。

 

PL(損益計算書)は店長の成績表だあれ? うちの店って儲かってるんだっけ? このままでいいんだっけ? もっと成績を上げるには??? そんなことを...

人時売上高

売上高÷総労働時間

 

仮に20万円の日商がある店で40時間の労働時間を使っていると

20万円÷40h=5000円/h

 

一人が一時間でいくらの売上を上げたかという数字になります。

 

一般的に4000~6000円の間に収まると思われます。

 

人時売上高の適正化人時売上高とは 総売上高÷労働時間=人時売上高 で求められます。 では、人時売上高はいくらが妥当なのか? ...

 

人時生産性

(売上高-食材原価)÷総労働時間

粗利益÷総労働時間

 

仮に30万円の日商、原価率30%の店で50時間の労働時間を使っていると

30万円×(100%-30%)÷60h=3500円/h

 

一人が一時間で付加価値をつけて販売したかとい数字になります。

 

一般的に3000~4000円の間に収まると思われます。

 

 

労働分配率

人件費÷(売上高-食材原価)

人件費÷粗利益

 

仮に40万円の日商、原価率30%の店で人件費に一日13万円を使っていると

13万円÷40万円×(100%-30%)=46.6%

 

こちらは趣向が違い、得られた付加価値のうち何%が労働者=従業員に還元されているかという指標になります。

 

こちらは業種や時給相場などによっても大幅に変わりますが、

基本的に、低ければ低いほど離職率が上がる傾向にあり、

高ければ高いほど利益が上げにくい傾向にあります。