店長というのは常にお店のリーダーです。
お店の従業員というチームを動かすにあたり、常に監督であり、リーダーであり、時には選手でなければなりません。
監督として
お店を運営していくにあたり、当然お店の利益は追及しなければいけません。
これは野球チームで言ったら球団オーナーが考えることでしょうか。
常に、存続ができるように利益を出し、営業していくことで自身の生活に必要な利益を確保する必要があります。
リーダーとして
利益を上げるためには、一つ一つに課題を見つけ、チームがそれに向かって動いてくれるようなリーダーシップが必要になります。
選手として
当然店長も自らお店に立つ必要があります。
自ら運営に参画することで、お店の問題点を見つけ、従業員の技量を常に向上していく必要もあります。
実はこれ、非常に難しい関係にあり、すべてをこなすのは難解です。
言葉でいうのは簡単ですが、具体的にどのような振る舞いが必要なのか、一つ一つひも解いていきましょう。
店舗の事は店長が一番わかる、は間違い
お店において、従業員の事や近隣競合店の事、常連さんの事など、店長が一番知っていると、店長自身も思っており、従業員も思っていませんか?
私の場合は、従業員の方が新メニューの情報を確認しており、従業員の運営スキルを把握しております。
じゃあ、店長は何もわからないで店長やってるのか?
そう言われてしまうとそれは違います。
従業員は店長は知らないと思い、店長は従業員の方が詳しいと思っております。
ですから、お店の些細な変化に気づいてくれた従業員は店長に話をしてくれますし、
店長:「最近売上上がっているけど、全然わからない!なんで??」
こんな問いかけに、従業員が思う要因を教えてくれます。
店長がすべてを理解している前提でいると
従業員「きっと店長だから、知っているだろう」
と思い、報告は入りません。
時に、店長に従業員が教える、というフレーズを聞くと誰もが違和感を感じるでしょう。
従業員にもそう思われて知ったら、店長に教えるなんて「失礼だ」と思われてしまいます。
お店に店長は1人。従業員は5~20人くらいでしょうか?
これでは圧倒的に情報量が違いすぎます。
たまに私はこんな冗談を言っています。
リーダーに必要なのはフォローを求める力とする力
一人一人の能力には違いがあります。
秀でてる力と、足りない力があった場合、足りない力を平均点にすることで、秀でた能力を発揮することが出来ます。
私自身、店舗において苦手な管理はあります。
苦手な管理を平均にするように努力をしておりますが、これがなかなか難しいんですよね。。。
従業員をうまくリードする
- お店で接客態度は良よくてお客様には人気だけど、どうも要領が悪く仕事が遅い人
- 要領がよいが、お客様との会話が苦手でうまく、おかわりのタイミングを計れない人
このような二人がいたときに、お互いが助け合えばうまく営業ができるのではないかと考えます。
お互いに自分が秀でた能力をフォローする、という感覚を持っている従業員はベテラン
通常、初めてのアルバイトやほかの仕事経験が少なかったりすると、「自分ができることをできない従業員は不満の対象になる」ということを理解しなければなりません。
感覚を教えるのは、リーダーの仕事です。
自身が苦手とすることに、わざわざ協力やフォローを求め、助けるという感覚を身につけさせます。
また、自分が得意なことであれば、協力を求めるように言うことを教えましょう。つまり、フォローする力は、黙ってするものではありません。こんなシーンではフォローを求めなければいけないと教えることです。
あえて、フォローをしあうという感覚を身に着けさせ仕事を進めやすくする。
これは、店長同士でも同じですし、チーム編成をしているのであれば、自然とフォローしあう関係が必要になります。
得意分野を共有する
エリアやブロックで動いているのであれば、数値管理が得意な店長が全店の数字を追いかけ、労務管理が得意な店長が全店の労務を管理します。
横で管理手法を学ぶことで苦手なことを平均点に上げることが出来るのです。
店長のリーダー的側面ではありますが、従業員にそのようなリーダーになるようにリード技術を身に着けさせる必要があります。
例えば)シフトリーダー、バイトリーダー、運営リーダー、シフトマネージャー
いろいろなリーダー的役職を置いているかと思います。
リーダーの指導、管理もまた、その上のリーダーの仕事です。
利益を出すのは店長ではなく、従業員だ
店長であれば、必然的に気づくと思います。
本社にいる社員はサポート部門であり利益は生まないということを。
(実際はサポート部門は収益構造の改善や経費削減、リスク回避や間接的に利益を生んでいます)
同様に店長はお店におけるサポート部門です。
しかし、先ほどお話しした通り店長には選手的な一面もございます。
従業員と一緒に働く。利益の出し方を教える
従業員日ごろ、本来は店長しか知らない数字実績を話していますか?
もちろん、時には言ってはいけない内容かもしれません。
しかし、店長が追わなければいけないKP(日々の数字)を、従業員が共有しているかいないかでは、目標達成ができるかの可能性も多いく変わるのではないでしょうか。
選手としての側面がある店長だからこそ、一緒に働きその中でどのようにして数値実績を出すのかを教えなければなりません。