従業員管理

大学生は稼がない?働いてもらうシフト管理

ある日のシフトを見ていると、人員が足りない日がありました。

いつも入ってくださる主婦さんが体調を崩してしまい、欠員が出てしまっていたのです。

店長
店長
この日シフト入れるかい?

そうある大学生に連絡してみました。

最近あまりシフトの希望出してなかったその子にお願いしようとしたんです。

従業員
従業員
あ、すいません。その日は休みたいです。
従業員
従業員
それにわたし今、そんなに稼がなくて平気なんですよねー

彼女は何気なく言ったことだと思うのですが、私はとても衝撃でした。

稼がなくて平気?とはなんだろうか、と。

ではなぜ、アルバイトとしてこの職場に所属しているのか疑問だったからです。

さらに驚きなのは、稼がなくて平気と考えているのは少数派ではなく大多数であったことなのです。

昔は、という表現が正しいのか分かりませんが、前は学生のうちにバイトを経験し遊びのため、趣味のためなど使い方は様々でしたが、意欲的に働く人が多かった印象でした。

何故こうも変わってしまったのか、その原因を考えてみました。

現代はこれが普通?大学生アルバイトの事情

先程紹介した大学生アルバイトとのやりとりがあってから、もう一度改めて今までのシフトを見直してみました。

当店では学生アルバイトの人数が圧倒的に多いのですが、シフトのイン率を比較すると、なんと主婦さんアルバイトの方がイン率が高いのです。

しかも主婦さんの中には平日の繁忙の時間だけではなく、土日の営業にまで協力してもらっている方までいました。

 

基本的に土日は学生のアルバイトが勤務できるはずなのに、シフトの希望表をみるとほとんどの学生が、希望をバツにしているのです。

このままの私の話だと学生アルバイトがみんな働いていないようなイメージを持たれてしまうかと思いますが、そうじゃない子ももちろんいます。

  • シフト協力してくれる学生アルバイト
  • 協力に消極的な学生アルバイト

その違いとは何なのか考えてみました。

なぜ働く必要性がなくなったのか

そもそもの時給が高い

この10年ほどで時給はかなり上がりました。最近だと2019年の最低賃金改定にともない、時給を上げたところも多いでしょう。

私が学生の頃は地方にいたということもあり、今より200円は下回る金額でした。

時給アップの結果、短時間もしくは出勤日数を少なくしても以前より稼げるようになり、必然的にシフトをそこまで入れなくてもある程度の稼ぎを得れるようになったのでしょう。

プライベートでのお金の使い方

電子化が進む中、携帯電話やゲーム機などの身近な媒体もかなり便利さを増しました。その媒体を使い、現代では多種多様な遊びが増えていきました。

ネット配信・ゲーム、動画サイトでの映画鑑賞

出かけずとも休みの時間を過ごす手段ができたことで、車の必要性もあまりなくなり、昔のような「車があることがステータス」というのは薄れていきました。今では急いで免許を取ろうという学生は少ないのではないでしょうか。

事態を改善させるには

このようなシフト状況を改善させるにはどうしたら良いのでしょうか。

私は2つのアプローチを行いました。

学びの場としての環境づくり

学生はやがて遅かれ早かれ社会に出て行くことになります。

社会に出る前の事前準備や心構え、仕事をするというのはどういうことなのかを学ぶ場としてアルバイト以上の環境はないでしょう。

交流の場とすること

 

アルバイトを経験していく上で、1番に大きいと感じるのは、交流です。

  • 同世代とはもちろん、幅広い年齢層と、
  • 従業員とお客さんとして
  • 同じ従業員同士として

交流し刺激を受けることができるのは、アルバイトならではです。

飲食店バイトはキツいと言われてる中、良い経験となったと言う声が多いのもまた事実です。

社会に出る上でコミュニケーション能力はすごく重要です。

自分がこうしたい、あーしたいだけではなく、全体を見ること、会社のルールを守ること、たくさんのことを考えながら行動するのは最初は誰もできません。

交流の場として、働きやすく、自身の言葉を発信しやすい環境を作ることで、やりがいをみつけ、働くことが楽しいと思ってくれるでしょう。

 

2つのアプローチは、どちらも職場が良い環境でないと効果を発揮しません。

大学生をはじめとするアルバイトたちが、経験を得る環境を整えていくことが、私たちには必要なのです。